ついにリリールートのスクリプトと演出作業が完了しました。ばんざい!
記事を肉付けするために、ここはまたキャラクターアートのまとめといきましょう。今回はリリーです。
リリーのデザインは元となったRaita氏のスケッチとは少々異なってます。スケッチでは若く病弱に描かれていて、「ちょっとありがち」という言葉が添えられていました。しかしなぜかこの設定はほとんど即座に忘れられて、控えめで母性的な性格と置き換わっていました。この変化が最初に見られたのは初期に書かれたキャラクターコンセプトですが、その後のビジュアル面をも決定したといえます。
時が経ち、Ke^4が絵師として参加しました。彼の描いたリリーは、Raita氏のスケッチに誰かが色を塗ったバージョンの配色を使っていました。ブロンドの髪に青い目という、
典型的な「アニメの外国人」です。髪型はシンプルになり、たくさんのゆるい毛束というよりはウェーブがかったものになりました。そしてここから黒いリボンも欠かせない要素となりました。
Ke^4が抜けたあと、次にリリー担当となった絵師Gebyy-Terarが2案目となるリリーの立ち絵一式を描きました。新しいバージョンの山久学園の制服が使われ、白のストッキングを履くようになり、頭に一房の髪が加わり、前髪は少し軽くなりました。
最終的に、Gebyyが抜けたあとRaideが参加してリリーの絵を引き受けました。長い検討を経て、リリーの前髪は今の形に簡略化され、髪は長くなり、プロポーションも171cmの身長に見合うように変更され、控えめな性格を強調するためにスカートも長くなりました。リリーのポーズと表情のセットが仕上げられ、白杖が追加され、私服が追加されたのはつい最近のことです。
と、これがリリーのビジュアルの変遷で、今の進捗です。
- Suriko
リリールート完成お疲れ様でした!!
返信削除『人に歴史有り』ではないですが、色々な変遷があったんですねぇ・・・
最初と比べるとずいぶんと変わりましたね。
返信削除他のキャラの仕上がりも期待してます。