今夏のコミックマーケット88(東京ビッグサイト)にかたわ少女日本語訳プロジェクトとしてサークル参加いたします。スペース番号は3日目(8/16 日曜)の東2 T-30aです。
「かたわ少女日本語版 DVD」を頒布予定です。(もしかしたらアイテムが増えるかも知れません。ご期待下さい)
よろしければどうぞスペースまでお立ち寄りください。
Webカタログのリンクはこちらです。(ログインが必要です)
2015年6月14日日曜日
2015年6月7日日曜日
かたわ少女日本語版 V1.3.1Jリリース、およびサポート終了のお知らせ
かたわ少女1.3.1Jをリリースいたしました。こちらはさきのコミティアにて頒布したDVD版に収録されたものと同じバージョンになります。いくつかのスクリプトの不具合が修正されています。
今回のリリースがかたわ少女の最後のリリースとなります。
※このゲームは成人向けの内容を含みます。18歳未満の方はダウンロード・プレイすることはできません。
各翻訳プロジェクトに対する公式サポートの終了にともない、個別の翻訳版リリースを支援するための手順を用意いたしました。今後4LSからは現存する翻訳プロジェクトに対するサポート提供を保証しませんが、しかし今後立ち上がる、あるいは現在進行中の翻訳プロジェクトの成功を祈っています。翻訳手順とライセンスについては、こちらをご覧下さい。
今までご支援いただいた皆様にお礼申し上げます。
- Aura
おことわり
こちらで公開した日本向けバージョンでは、法律に従うため一部CGで性器描写の修正が行われています。
日本語訳リリースにあたりCGの修正を打診いたしましたが、開発側の意向により、日本向けバージョンのみCGを修正済みのものに差し替えるという対応を行っています。
公式サイトで公開されているバージョンには翻訳チームは関与しておりませんので、あらかじめご了承下さい。
翻訳チームより
上記の通り、Four Leaf Studiosによるゲームプログラムに対するサポートはこのリリースを持って終了となります。ご了承くださいますようお願いいたします。
翻訳チームに対するお問い合わせはこちらで受け付けております。
メール: ksjpproject@gmail.com
Twitter: @ksjpproject
かたわ少女 個別翻訳の手順について
(この文書の原文はこちらになります)
この文書はかたわ少女の個別翻訳プロジェクトに対する手順書およびライセンスになります。今後翻訳を行う方は熟読されるようお願いします。
まず、スクリプトパックをこちらからダウンロードしてください。
かたわ少女翻訳ライセンス
=================================
かたわ少女のスクリプトリリースは、かたわ少女に対する公式な技術サポートの終了後に、各当事者が本ゲームの任意の言語への翻訳を行えるようにすることを意図しています。翻訳に当たっては以下の規約に従う必要があり、あなたは暗黙にこれに同意するものとします。
以下のことが許可されます:
* このスクリプトをもとにして、かたわ少女を他の言語へと翻訳すること
* リリースバージョンのかたわ少女に対するパッチとして、翻訳結果を無償で公開すること
* 翻訳されたクレジットロールにあなた自身の名前を追加すること
* エンドユーザーのインストール作業を簡便化するために、インストーラーまたはインストールスクリプトを追加すること
このライセンスは、上記以外のいかなる変更を行う権利も翻訳者に許諾するものではありません。特に、以下の行為は許可されません:
* 翻訳に対して金銭やその他の対価を求めること
* パッチを適用した状態でかたわ少女のプログラムを配布すること
* 翻訳と関係ない部分でゲームの内容を変更すること
* あなた自身が作業を行った以外の部分に対して、所有権を主張したり、自分の作であると主張したりすること
これに加えて、Four Leaf Studiosはあなたのリリースに対してなんら技術的サポートを提供しません。またあなたの翻訳を特段に支持することもありません。あなたはこれらのことがらをオーディエンスに明確に示す必要があります。
手順
============
実際の翻訳作業とは別に、スクリプトを動かすには以下の作業が必要となります。繰り返しますが、これはサポート対象外の手順です。これが理解できない、または動かすことができない場合でも、ご自分で解決しなくてはなりません。
1. スクリプトファイルをユニークな名前にリネームする
言語名について、私たちは通常ISO 639-1のコードを使用しています。英語のスクリプトでは "en" となります。しかしユニークな識別文字列であれば何でも動くはずです。通常は言語識別子をスクリプトの名前の最後に追記しています。つまり "script-a4-emi.rpy" は "script-a4-emi_XX.rpy" となります。
2. スクリプト内の言語識別子をあなたの言語のものに置き換える
この識別子が記載されている箇所は、各シーンの名称("label en_A25:" の形式です。"xx" という言語の場合、これは "label xx_A25:" となります。)と、ui_strings.rpy内の文字列インデックス('displayDict["en"]' がすべて 'displayDict["xx"]' となります。)です。フォントの指定が必要な場合は、ui_strings.rpy内でフォントファイルのパスを指定できます。最後に、コメントにあるとおり、ui-strings.rpyの1行目でinit levelを-3から-2に変更する必要があります。
3. これらのファイルをかたわ少女のインストール先の "game" フォルダに配置する
すべてがうまく動けば、新しい言語が "languages(言語)" メニューから選択できるようになるはずです。こうした言語パックの配布にあたっては、単にスクリプトファイルを、 "game" フォルダにコピーするようにという手順とともに配布するだけです。必要であればフォントファイルも同時に配布します。その際はフォントのライセンス(あれば)に従うようにしてください。
この文書はかたわ少女の個別翻訳プロジェクトに対する手順書およびライセンスになります。今後翻訳を行う方は熟読されるようお願いします。
まず、スクリプトパックをこちらからダウンロードしてください。
かたわ少女翻訳ライセンス
=================================
かたわ少女のスクリプトリリースは、かたわ少女に対する公式な技術サポートの終了後に、各当事者が本ゲームの任意の言語への翻訳を行えるようにすることを意図しています。翻訳に当たっては以下の規約に従う必要があり、あなたは暗黙にこれに同意するものとします。
以下のことが許可されます:
* このスクリプトをもとにして、かたわ少女を他の言語へと翻訳すること
* リリースバージョンのかたわ少女に対するパッチとして、翻訳結果を無償で公開すること
* 翻訳されたクレジットロールにあなた自身の名前を追加すること
* エンドユーザーのインストール作業を簡便化するために、インストーラーまたはインストールスクリプトを追加すること
このライセンスは、上記以外のいかなる変更を行う権利も翻訳者に許諾するものではありません。特に、以下の行為は許可されません:
* 翻訳に対して金銭やその他の対価を求めること
* パッチを適用した状態でかたわ少女のプログラムを配布すること
* 翻訳と関係ない部分でゲームの内容を変更すること
* あなた自身が作業を行った以外の部分に対して、所有権を主張したり、自分の作であると主張したりすること
これに加えて、Four Leaf Studiosはあなたのリリースに対してなんら技術的サポートを提供しません。またあなたの翻訳を特段に支持することもありません。あなたはこれらのことがらをオーディエンスに明確に示す必要があります。
手順
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実際の翻訳作業とは別に、スクリプトを動かすには以下の作業が必要となります。繰り返しますが、これはサポート対象外の手順です。これが理解できない、または動かすことができない場合でも、ご自分で解決しなくてはなりません。
1. スクリプトファイルをユニークな名前にリネームする
言語名について、私たちは通常ISO 639-1のコードを使用しています。英語のスクリプトでは "en" となります。しかしユニークな識別文字列であれば何でも動くはずです。通常は言語識別子をスクリプトの名前の最後に追記しています。つまり "script-a4-emi.rpy" は "script-a4-emi_XX.rpy" となります。
2. スクリプト内の言語識別子をあなたの言語のものに置き換える
この識別子が記載されている箇所は、各シーンの名称("label en_A25:" の形式です。"xx" という言語の場合、これは "label xx_A25:" となります。)と、ui_strings.rpy内の文字列インデックス('displayDict["en"]' がすべて 'displayDict["xx"]' となります。)です。フォントの指定が必要な場合は、ui_strings.rpy内でフォントファイルのパスを指定できます。最後に、コメントにあるとおり、ui-strings.rpyの1行目でinit levelを-3から-2に変更する必要があります。
3. これらのファイルをかたわ少女のインストール先の "game" フォルダに配置する
すべてがうまく動けば、新しい言語が "languages(言語)" メニューから選択できるようになるはずです。こうした言語パックの配布にあたっては、単にスクリプトファイルを、 "game" フォルダにコピーするようにという手順とともに配布するだけです。必要であればフォントファイルも同時に配布します。その際はフォントのライセンス(あれば)に従うようにしてください。
2015年5月7日木曜日
コミティア112お疲れ様でした。
翻訳チームのものです。
コミティア112に参加してきました。当日は多数の方にお越しいただき、大変盛況でした。ご来訪の皆様、ありがとうございました。
たくさんの方から「完成お疲れ様でした」あるいは「待っていました」といったねぎらいの言葉を直接いただきました。また、中には車いすの方や視覚障害3級といった方も来られていて、様々な方がかたわ少女の完成を心待ちにしていたのだなという実感を抱きました。(差し入れもいくつかいただきました。ありがとうございます!)
長い間お待たせしてしまったことに恐縮すると同時に、最後まで待っていていただけたことは本当に感謝すべきことだと感じます。
こうしてご意見をいただけて、やはりweb配布だけでなくパッケージとして形にした甲斐があったと思いました。
今後については夏コミが当落待ちですが、それ以外は未定となっています。詳細はこちらのブログやtwitterでお知らせしますので、よろしくお願いします。
2015年5月3日日曜日
【告知】DVDが届きました&コミティア112参加について
写真の通り、今日無事にDVDパッケージが届きました。(ディスクものはちゃんと内容を確認できるまで安心できませんね……)
というわけで日にちも近いですが、改めて告知いたします。
2015年5月5日に東京ビッグサイトにて開催されるコミティア112に参加いたします。
かたわ少女日本語版のパッケージ版、および2013年夏コミ発行の既刊"Imperfect Spectrum"を頒布予定です。
パッケージ版にはWindows/Mac/Linux向けのゲームプログラムと、過去に翻訳プロジェクトで発行した以下の同人誌のPDFファイルを収録しています。(公式webサイトで配布されているPDFと同じものです)
- かたわ少女プレイヤーズガイド (2012/2刊)
- 夏の欠片 (2012/8刊)
- 冬至 - Midwinter (2012/12刊)
皆様のお越しをお待ちしています!
2015年4月8日水曜日
翻訳スタッフより(3)
翻訳スタッフからのコメント紹介、最終回はzig5z7さんです。笑美ルートの査読からの参加ですが、岩魚子の手紙CGのブラッシュアップ等、テクニカルな部分でも大いに貢献していただきました。
zig5z7です。
主な担当部分は、日本語話者側からの査読(笑美ルートの一部)と、校正や動作確認(Mac、Linux)です。
翻訳チームに参加しようと思った動機は、こんなにも長く続いているこの変な祭りに乗っかりたい、それだけです。
英語完全版のリリースが2012年1月、最初の体験版が完成したのは2009年4月、原案となったRAITA氏のイラストが発表されたのは実に2000年12月とのことです。そして2015年Q1現在でも公式フォーラムを始めとする数多くのサイトに質問/感想/プレイ動画/二次創作が投稿され続けていることでもわかる通り、とても長く広く深く愛されている作品です。
4LSの皆さんをはじめ今までこの作品に関わった全ての人と、これから関わる全ての人に感謝します。
日本語版スクリプトの行数をざっくり数えてみたところ、Act 1(体験版との共通部分)が約5000行、Act 2以降は少ないキャラでも4000行、多いキャラでは5500行を越えます。この数字は日本語部分の論理行だけを数えたもので、表示上の改行やプログラムとしての制御部分を含んでいません。
この巨大なサイズにもかかわらず、世界で一番早く公式日本語版をプレイした内の1人としての感想は「珠玉混淆」です。「玉石」ではなく、つまり捨てパートがありません。ルートごと/エンドごとのカラーに違いこそあれ、いずれ劣らぬ名ルートで、あとは単純に好みや願望の問題だと思います。……とも言い切れないルートが1つあることを思い出しましたが、そこには言及するまでもないでしょう。あの終わり方が一番好きだという人はいないはず、と思いたい。あれはこのゲームの目的じゃないし。
翻訳という作業について、開発チームのSilentcook氏による文章が以下にあります。
「Traduttore = traditore」
http://katawashoujo-ja.blogspot.jp/2010/10/traduttore-traditore.html
また、エロシーンやいわゆる障害についての開発者側の考え方は、例えば以下にあります。
「もっとずっと良いものになるのに」
http://katawashoujo-ja.blogspot.jp/2011/02/blog-post_28.html
「Kotakuオーストラリアのレビュー記事翻訳」
http://katawashoujo-ja.blogspot.jp/2012/01/kotaku.html
これらの点については開発者ブログでは他にも何回か書かれていますし、自分が今更そこに何かを付け加える必要を感じません。
敢えて個人的なことを強いて言うとすれば、祖父が硫黄島帰りのリアルびっこ傷痍軍人だったこともあり、いわゆる差別用語のうち身体的特徴に関する語については単に状態を表す語として捉える以外の感覚/感情を特段抱かず育ちました。それ以上の感覚/感情については、クリシェどおり「かたわ言うもんがかたわなんじゃ」という感じです。
ただの絵炉や具露に興味がある人間がやるゲームじゃありません。
ここを見てる人の中に、タイトルで引いた人、必ずしも抜くことを目的とはしていないエロゲをやりたい人、いわゆる健常者、いわゆる障害者、がいたら、まずは1回このゲームをプレイしてみてからいろいろ考えなさい。以上!(といってもリリーがこのゲームをプレイするにはシステム上それなりの困難が伴うはずですが、きっと久夫が読んでくれるでしょう。)
zig5z7です。
主な担当部分は、日本語話者側からの査読(笑美ルートの一部)と、校正や動作確認(Mac、Linux)です。
翻訳チームに参加しようと思った動機は、こんなにも長く続いているこの変な祭りに乗っかりたい、それだけです。
英語完全版のリリースが2012年1月、最初の体験版が完成したのは2009年4月、原案となったRAITA氏のイラストが発表されたのは実に2000年12月とのことです。そして2015年Q1現在でも公式フォーラムを始めとする数多くのサイトに質問/感想/プレイ動画/二次創作が投稿され続けていることでもわかる通り、とても長く広く深く愛されている作品です。
4LSの皆さんをはじめ今までこの作品に関わった全ての人と、これから関わる全ての人に感謝します。
日本語版スクリプトの行数をざっくり数えてみたところ、Act 1(体験版との共通部分)が約5000行、Act 2以降は少ないキャラでも4000行、多いキャラでは5500行を越えます。この数字は日本語部分の論理行だけを数えたもので、表示上の改行やプログラムとしての制御部分を含んでいません。
この巨大なサイズにもかかわらず、世界で一番早く公式日本語版をプレイした内の1人としての感想は「珠玉混淆」です。「玉石」ではなく、つまり捨てパートがありません。ルートごと/エンドごとのカラーに違いこそあれ、いずれ劣らぬ名ルートで、あとは単純に好みや願望の問題だと思います。……とも言い切れないルートが1つあることを思い出しましたが、そこには言及するまでもないでしょう。あの終わり方が一番好きだという人はいないはず、と思いたい。あれはこのゲームの目的じゃないし。
翻訳という作業について、開発チームのSilentcook氏による文章が以下にあります。
「Traduttore = traditore」
http://katawashoujo-ja.blogspot.jp/2010/10/traduttore-traditore.html
また、エロシーンやいわゆる障害についての開発者側の考え方は、例えば以下にあります。
「もっとずっと良いものになるのに」
http://katawashoujo-ja.blogspot.jp/2011/02/blog-post_28.html
「Kotakuオーストラリアのレビュー記事翻訳」
http://katawashoujo-ja.blogspot.jp/2012/01/kotaku.html
これらの点については開発者ブログでは他にも何回か書かれていますし、自分が今更そこに何かを付け加える必要を感じません。
敢えて個人的なことを強いて言うとすれば、祖父が硫黄島帰りのリアルびっこ傷痍軍人だったこともあり、いわゆる差別用語のうち身体的特徴に関する語については単に状態を表す語として捉える以外の感覚/感情を特段抱かず育ちました。それ以上の感覚/感情については、クリシェどおり「かたわ言うもんがかたわなんじゃ」という感じです。
ただの絵炉や具露に興味がある人間がやるゲームじゃありません。
ここを見てる人の中に、タイトルで引いた人、必ずしも抜くことを目的とはしていないエロゲをやりたい人、いわゆる健常者、いわゆる障害者、がいたら、まずは1回このゲームをプレイしてみてからいろいろ考えなさい。以上!(といってもリリーがこのゲームをプレイするにはシステム上それなりの困難が伴うはずですが、きっと久夫が読んでくれるでしょう。)
2015年4月7日火曜日
翻訳スタッフより(2)
昨日に引き続き、翻訳スタッフからのコメントをご紹介します。プロジェクト後半からの参加でしたが、作業の速さと綿密な翻訳レビューで品質向上に貢献していただいた秋茄子トマトさんです。
秋茄子トマトです。
翻訳者コメントということで、自分なりにこの翻訳プロジェクトを振り返ってみたいと思います。
人生何が起こるかわからないし、明日死ぬ可能性だってあるので、何か(名前とか存在証明とか)を残したいな~という気持ちが最近ちょっと出てきて(昔は全然なかったんだけども)、実は、それがこのプロジェクトに応募した理由の一番大きなものかもしれません(単純に、面白そう楽しそう、などの理由も、もちろんあります!)。
「かたわ少女」は、フリーゲームの歴史に名前を残すゲームだと思うし、ということは、十年や二十年程度は絶対に残る作品だと思うのですよ。
そこに翻訳者として名前が載れば……仮に明日死んでしまったとしても、確かに自分はここにいた、という証をある程度の期間、残せるんじゃないかと思ったのです。
もちろん、これからの時の流れの中で、このゲームも忘れ去られるときがくるだろうけれども……自分はこのときちゃんと生きていたよ、という印を残しておきたかった。
そういう個人的な思いもあって、この翻訳に参加したんですが、ぼくは、確かグループの中では最後に入ったメンバーだったんじゃなかったかな。
多人数で翻訳するのは初めてだったので、いろいろ新鮮でした。
担当箇所や作業手順について。
「図書室」を選択したあとに、章の上にカーソルを当てると下のほうに見える説明……いわゆるサブタイトルの説明、の翻訳。それから、各ルートのレビューと動作チェックをやってましたね。
ぼくが入った時点では、英文から日本語への翻訳がおおむね終わっていたのですが、そのままだと誤訳などもあるので、原語と対応させて何重かのチェックをかけて修正を入れたりするわけです。そこで、原文と照らし合わせて、誤訳や言い回しなどをチェックしていく作業(レビュー)をします。
リリー、華子、笑美ルートが、レビューをたくさんしたところでしょうか。これらのルートはけっこう自分の訳や解釈も入っている印象があります。
動作チェックは、日本語でゲームをプレイして、おかしなところを直していくというもので、日本語として違和感を感じる表現を直していく作業です。たまに原文にも当たることがありました。
レビューと動作チェックにはけっこう貢献できたのではないかと思ってますが……どうだろう。
こういう手順でやってたわけですが、読んでわかるとおり、一人の人間がルート一本まるまる翻訳担当する、っていう形じゃあないんですよね。
多人数でやるんだからダブルチェック、トリプルチェックかけるのは当然といえば当然なわけですが……。
もちろん、ゲームの規模が大きいというのもあると思いますが、そういう風に翻訳をしているとは知らなかったので、「おお~!」と感嘆。
ここまでの規模のゲームだと、翻訳もかなりの共同作業になるんだなあ、と思いました。
自分の前の人の翻訳や、その修正なども見れるので、他の人の作業過程がわかり、非常に面白かったです。
「なるほど、この訳はいいな」とか「自分にはこの表現は出せない」とか「あ、誤訳だ」とか「英文の解釈が違うんじゃないか……?」とか。
そういう色々なことを考えられるのも、楽しかったですね。やっぱり訳者によって「くせ」や「色」があるのも見えて、興味深かったです。
非常に楽しかったし、いい経験にもなったと思います。
印象に残っていることは、レビューのときに見た、"She's limping slightly, favoring the left leg."という笑美ルートの表現ですかね。
「右足をけがしているので、左足で歩いている」という箇所なんですが、訳す時にどういう意味か混乱したので印象に残っています。「favoring the left leg」について、左足をかばっているっていう意味で、けがしたのは左足なんじゃないか、という解釈と、右足を痛めていて左足を優先的に使っているという解釈のどっちが正しいのか、結局、原作側に聞くことに。翻訳された小説などを読むと、原作者とのやり取りについて書かれたものに出会うことがありますが、「これがそうか……!」とちょっと感動。
翻訳しているうちに、キャラにもルートにも愛着がわいてきます。たとえば、英語で読んだときはそれほどでもなかったけれど、日本語で読んで、華子に対する愛着が増えた感じがします。静音ルートは、岩魚子の手紙についての健二のセリフがかっこよく、かなりサブキャラが目立っているルートだと思います。琳はキャラクターがホント好きです。このルートでは久夫の気持ちより琳の気持ちがわかる気がしたくらい。
どのルートもよいのですが、触れ合った時間が長いためか、あえて言うなら、笑美とリリーに、特に愛着があるかも。リリーのレストランでの服装を考えた人には拍手を送りたいし、笑美に似た人を実際に知っています。ストーリーも好みでした。
そして、岩名子ルートとミーシャルートがなかったのはつらい……RAITA氏の原案的にしょうがないけど、とくに岩魚子ルートは欲しかったですね。どんな人だったのか、もっと知りたいキャラです。変則エンド扱いでいいから、復縁ルートが欲しかったなあ。
最後に、プレイヤーの皆さんが、この日本語訳版かたわ少女を楽しんでいただければ、翻訳プロジェクトに少しでも関わったものとしては、大変うれしいです。
原作の4 Leaf Studioの方々にも、翻訳プロジェクトに参加したすべての方にも、そしてプレイヤーの皆さんにも、多大な感謝を。ありがとうございました。
秋茄子トマトです。
翻訳者コメントということで、自分なりにこの翻訳プロジェクトを振り返ってみたいと思います。
人生何が起こるかわからないし、明日死ぬ可能性だってあるので、何か(名前とか存在証明とか)を残したいな~という気持ちが最近ちょっと出てきて(昔は全然なかったんだけども)、実は、それがこのプロジェクトに応募した理由の一番大きなものかもしれません(単純に、面白そう楽しそう、などの理由も、もちろんあります!)。
「かたわ少女」は、フリーゲームの歴史に名前を残すゲームだと思うし、ということは、十年や二十年程度は絶対に残る作品だと思うのですよ。
そこに翻訳者として名前が載れば……仮に明日死んでしまったとしても、確かに自分はここにいた、という証をある程度の期間、残せるんじゃないかと思ったのです。
もちろん、これからの時の流れの中で、このゲームも忘れ去られるときがくるだろうけれども……自分はこのときちゃんと生きていたよ、という印を残しておきたかった。
そういう個人的な思いもあって、この翻訳に参加したんですが、ぼくは、確かグループの中では最後に入ったメンバーだったんじゃなかったかな。
多人数で翻訳するのは初めてだったので、いろいろ新鮮でした。
担当箇所や作業手順について。
「図書室」を選択したあとに、章の上にカーソルを当てると下のほうに見える説明……いわゆるサブタイトルの説明、の翻訳。それから、各ルートのレビューと動作チェックをやってましたね。
ぼくが入った時点では、英文から日本語への翻訳がおおむね終わっていたのですが、そのままだと誤訳などもあるので、原語と対応させて何重かのチェックをかけて修正を入れたりするわけです。そこで、原文と照らし合わせて、誤訳や言い回しなどをチェックしていく作業(レビュー)をします。
リリー、華子、笑美ルートが、レビューをたくさんしたところでしょうか。これらのルートはけっこう自分の訳や解釈も入っている印象があります。
動作チェックは、日本語でゲームをプレイして、おかしなところを直していくというもので、日本語として違和感を感じる表現を直していく作業です。たまに原文にも当たることがありました。
レビューと動作チェックにはけっこう貢献できたのではないかと思ってますが……どうだろう。
こういう手順でやってたわけですが、読んでわかるとおり、一人の人間がルート一本まるまる翻訳担当する、っていう形じゃあないんですよね。
多人数でやるんだからダブルチェック、トリプルチェックかけるのは当然といえば当然なわけですが……。
もちろん、ゲームの規模が大きいというのもあると思いますが、そういう風に翻訳をしているとは知らなかったので、「おお~!」と感嘆。
ここまでの規模のゲームだと、翻訳もかなりの共同作業になるんだなあ、と思いました。
自分の前の人の翻訳や、その修正なども見れるので、他の人の作業過程がわかり、非常に面白かったです。
「なるほど、この訳はいいな」とか「自分にはこの表現は出せない」とか「あ、誤訳だ」とか「英文の解釈が違うんじゃないか……?」とか。
そういう色々なことを考えられるのも、楽しかったですね。やっぱり訳者によって「くせ」や「色」があるのも見えて、興味深かったです。
非常に楽しかったし、いい経験にもなったと思います。
印象に残っていることは、レビューのときに見た、"She's limping slightly, favoring the left leg."という笑美ルートの表現ですかね。
「右足をけがしているので、左足で歩いている」という箇所なんですが、訳す時にどういう意味か混乱したので印象に残っています。「favoring the left leg」について、左足をかばっているっていう意味で、けがしたのは左足なんじゃないか、という解釈と、右足を痛めていて左足を優先的に使っているという解釈のどっちが正しいのか、結局、原作側に聞くことに。翻訳された小説などを読むと、原作者とのやり取りについて書かれたものに出会うことがありますが、「これがそうか……!」とちょっと感動。
翻訳しているうちに、キャラにもルートにも愛着がわいてきます。たとえば、英語で読んだときはそれほどでもなかったけれど、日本語で読んで、華子に対する愛着が増えた感じがします。静音ルートは、岩魚子の手紙についての健二のセリフがかっこよく、かなりサブキャラが目立っているルートだと思います。琳はキャラクターがホント好きです。このルートでは久夫の気持ちより琳の気持ちがわかる気がしたくらい。
どのルートもよいのですが、触れ合った時間が長いためか、あえて言うなら、笑美とリリーに、特に愛着があるかも。リリーのレストランでの服装を考えた人には拍手を送りたいし、笑美に似た人を実際に知っています。ストーリーも好みでした。
そして、岩名子ルートとミーシャルートがなかったのはつらい……RAITA氏の原案的にしょうがないけど、とくに岩魚子ルートは欲しかったですね。どんな人だったのか、もっと知りたいキャラです。変則エンド扱いでいいから、復縁ルートが欲しかったなあ。
最後に、プレイヤーの皆さんが、この日本語訳版かたわ少女を楽しんでいただければ、翻訳プロジェクトに少しでも関わったものとしては、大変うれしいです。
原作の4 Leaf Studioの方々にも、翻訳プロジェクトに参加したすべての方にも、そしてプレイヤーの皆さんにも、多大な感謝を。ありがとうございました。
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