2013年1月6日日曜日

年始のご挨拶、冬コミ参加レポート

翻訳チームの者です。

ご挨拶が遅れましたが、今年もよろしくお願いします。

現在の進捗は下訳89%となっています。年末にかけてペースが落ちてしまいましたが、挽回していきたいと思います。

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また前掲の通り、冬コミに参加してまいりました。ご来訪いただいた皆様、ありがとうございました。

これまでにもまして多くの方に本を手に取っていただき、また翻訳状況や「いつ日本語完全版がリリースされるか」といった問い合わせ、期待の声を聞くことができました。参加以来初めてですが、メッセージ付きの差し入れもいただいています。(おいしくいただきました……)

webサイトで日本語体験版/英語完全版が無償ダウンロード可能、という点をご存じない方が意外と多いことも判明しました。その場で直接説明してはいますが、何事も当然と思わずにしっかり広報するのが重要だと感じました。

皆様からの反響にチーム一同大いに励まされました。今後も完成に向けてがんばっていきたいと思います。

幾人か海外の方も来ていました。
  • ・オーストラリアから日本旅行中の人
  • ・トルコから留学中で翻訳の勉強をしている人
  • ・AXとkickstarterで本を購入済みの人
  • ・アメリカから旅行中の華子ファンの人
熱意のある方というのはいるものですね。併せてお礼申し上げます。

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前の記事にもありますが、Tomorrow/Today英語版のPDFファイルが公開されました。イベントに足を運ぶのが難しい方はこちらもご覧ください。

今後のイベント参加予定ですが、4月~5月に開催のイベントに参加を考えています。

直接イベントで声をかけていただけると大変幸甚ですが、既刊完売以後の参加見通しは立っていないため、もしご意見/ご感想がありましたらブログのコメント、あるいはメール(ksjpproject@gmail.com宛)にてお知らせいただければと思います。

2013年1月4日金曜日

365日後


例年、私たちはプロジェクトの設立記念日である1月4日の「お祝い」を何らかの形で行ってきた。ブログで前年の振り返りを行うのがいつものパターンだ。今ではこの日がゲームのリリース記念日にもなったので、もう一年その前例に従うちょうどいい理由になる。予想通り、かたわ少女をリリースしても私たちの手が離れることはなかった。去年の大半はその余波を受け止めることに費やされた。

熱狂に応えること

かたわ少女のリリースが起こした波は、どういうわけか昨年いっぱいまで持続した。実体のあるファンダムがKSを中心に存在しているという事実は驚くべきものだ。これだけのものを得られたビジュアルノベルはそう多くないしたくさんの人が気に入ってくれたことはうれしく、そして驚いている。人々の反応や情緒的な反響とは別にして、印象的だったのはかたわ少女にインスパイアされた数々の新しい創作プロジェクトの立ち上がり(それとファン創作)、そしてインターネット上に生まれた新しいファンコミュニティだ。個人的なやりとりもずいぶん増えた。KSが自分の琴線に触れたという話を多くの人が私たちに寄せてくれたが、私にとって一番大きなインパクトがあったのは、プロジェクトが生まれるきっかけとなったコンセプトアートを描いたRAITA氏のコメントだった。私たちの根気強さと、その結果についての彼自身の喜びについての親切な言葉を受けて、自分が認められたという気持ちになった。他の誰の言葉でも、こんな気持ちは得られなかっただろう。面白いよね? これで、円環は本当に閉じたという気がした。

記念品

ささやかな記念品ということで、2012年夏の4LSイラスト集 "Tomorrow/Today" 電子版をリリースした。4LSスタッフと友人達による、かたわ少女の32ページのフルカラーイラスト集になる。初出は6月にロサンゼルスで開催されたAnime Expo、その後日本語版が12月に東京で開催されたコミックマーケットで頒布された。こちらのリンクから電子版をダウンロードできる。

これは真の終わりではない

2013年はどうなるのか? さて、少なくとも2012年中(またはそれ以前から)構想・開発初期の段階にあったいくつかのプロジェクトについて、公表したいと思っている。そうしろというプレッシャーもあったし、少なくとも私自身にとっては固まりつつある。それに外部の人と関わり合うのは楽しい。期待していてほしい。成り行きによっては、4LSが人員募集をする必要が生じるかもしれない。最後に、今年も新しいイラスト本が発行されても驚かないでほしい。現時点での見通しはこんなところだが、今年何が起きるかなんて誰にも分かったものじゃない。それが良いこと、大切なことばかりになってくれるよう願いたい。

- Aura